「学校には通い、宿題も出している。でも家ではあまり勉強しない」

「勉強を促すと『分かってる』と返ってくる」

そんなもどかしさを感じていませんか。

保護者の方が今のうちに頑張ってほしいと思うのは、お子さんが後で困らないようにという気持ちからでしょう。一方、子どもにとって「将来のため」はまだ遠く感じられることもあります。

そこで秋の定期テストをきっかけにしてみましょう。

「数学を前回より10点上げたい」

「自分で解ける問題を増やしたい」

身近な目標が、今日の一歩になります。

■ 秋は小さな「分からない」を確かめたい時期

夏休みが終わってから冬休みまで、学校の授業はどんどん進みます。行事や部活動の間にも、学ぶことは増えます。復習を後回しにすると、曖昧なまま次の単元に進んでしまいます。

中学数学では、方程式が苦手だと一次関数の交点を求めるときにも困ります。高校数学も式の計算が曖昧だと二次関数でつまずきます。

今の「分からない」を確認することは、次の授業の理解にもつながります。

■ 「思い出して答える」練習

教科書を読んでも、テストで思い出せないことがあります。

マクダーモットら(2014年)は、米国の中高生の授業で正答のフィードバックを伴う小テストを行い、扱った内容が後の試験でよく答えられたと報告しました。

家庭でも、

  • 日本語から英単語を書く
  • 数学の解説を閉じて解き直す
  • 理科や社会の用語を説明する

といった練習ができます。答え合わせで間違いを確認し、「間違えた問題をもう一度解けた?」と声をかけましょう。

■ 早めの準備で解き直す時間をつくる

直前では提出課題を終えるだけになりがちです。

ダンロスキーら(2013年)のレビューでは「練習テスト」と「間隔を空けた学習」が有用性の高い方法と評価されました。

今日間違えた問題を翌日や数日後にもう一度解き直し、まだ迷うところがあれば先生に質問する。その時間をつくるため、テスト2週間前を目安にワークを始めましょう。課題や部活動に合わせて調整してください。

■ 目標は「いつ、何をするか」まで決める

「数学で80点」「友達に負けたくない」など、頑張りたいと思える目標で大丈夫。

ゴルヴィツァーとシーランの研究では、「もしこの状況なら、この行動をする」と決める計画の有効性が示されています。

「夕食後に数学のワークを2問」

「お風呂の後に英単語を10個」

何をするか迷う時間を減らすため、まずは無理なく続けられる量から始めてみましょう。

■ ご家庭では小さな成長にも目を向けて

「自分からワークを開いたね」

「昨日できなかった問題が解けたね」

点数や順位だけでなく、こうした具体的な行動や小さな成長にも目を向けてみてください。できなかった日は責めず、「明日はどこから始める?」と一緒に考えましょう。

■ 秋の定期テストを自信につながる経験に

定期テストに向けて目標を決め、実際に取り組み、「自分にもできた」と感じる経験が次の学習への意欲につながります。

毎日の学習をご家庭だけで支えることが難しいときは、青雲学舎にも頼ってください。一人ひとりの状況に合わせてサポートしています。「家では勉強が進まない」「何から復習すればよいか分からない」「自己最高を目指したい」という方はご相談ください。

無料体験も受け付けています。お子さんに合った目標と、今日からできることを一緒に考えましょう。

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